経営統合

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展望なき経営統合 テクモとコーエーが抱えるそれぞれの事情 Part4

「苦しい言い訳」 『私どもは、現時点では本経営統合に対して反対であることを表明いたします』(注4)。テクモの大株主であるエフィッシモは現状のままであれば、経営統合に反対すると表明している。エフィッシモは質問状において『開示された定量的な情報...
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展望なき経営統合 テクモとコーエーが抱えるそれぞれの事情 Part3

「コーエーの蹉跌」 エフィッシモがテクモに送った質問状の二点目には「コーエーが行っている資産運用の継続の有無」を問うている項目がある。エフィッシモはこの中で経営統合後には『有価証券の運用から撤退すべき』(注4)と訴えているが、その資産運用関...
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展望なき経営統合 テクモとコーエーが抱えるそれぞれの事情 Part2

「なぜコーエーなのか」 コーエーとの経営統合に合意したテクモだが、最終的に両社の統合を決める権利を持つのは株主である。そのためテクモ株の約18%程度を保有するエフィッシモの意見は無視できない。だが彼らは今回の経営統合に対し少なからず疑問を抱...
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展望なき経営統合 テクモとコーエーが抱えるそれぞれの事情 Part1

「突然の経営統合」 2008年11月18日、コーエーとテクモ両社が正式に経営統合を発表した。テクモは8月にスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)が行った買収提案を拒否、同時にコーエーとの経営統合を発表していたが、それが正式にまとまった形だ...