マイクロソフト、「XNA Game Studio 3.1」日本語版の提供を開始

マイクロソフトは、ゲーム統合開発環境の最新版である「XNA Game Studio 3.1」日本語版の提供を開始したことを発表した。

「XNA Game Studio 3.1 日本語版」および、併せて使用することができる 「Visual C# 2008 Express Edition 日本語版」は無償でダウンロード配信され、ゲームを制作する開発環境の構築に必要となる費用負担を軽減することができ、 「XNA Game Studio 」を利用することにより、Windowsプラットフォーム、家庭用ゲーム機Xbox360などに向けたゲーム開発が可能になる。

「XNA Game Studio 3.1 日本語版」の改善された機能は次のとおり。

●アバター:
プレイヤー自身、フレンド、または他のキャラクターを表すアバターをゲーム内で描画しアニメーションさせることができます。

●XboxLIVEパーティー:
プレイヤー同士が同じゲームの同じマルチプレイヤー セッションで遊んでいなくても、お互いがコミュニケーションをとることができます。XboxLIVEパーティーでは最大8人でボイスチャットをすることができ、ゲームセッションに参加する前、参加中、およびセッションの終了後であっても、プレイヤー同士の接続状態を維持しておくことができます。遊んでいるゲームを変更しても、この接続は維持されます。

●ビデオ再生:
XNA Game Studioで、ロゴやスプラッシュ スクリーンの表示、カット シーン、その他のゲーム内でのムービーなどを描画するために使用できる、ビデオ再生の機能がサポートされました。

●コンテンツ パイプラインの機能強化:
カスタムタイプのコンテンツを追加することが容易になりました。リフレクションを活用することにより、カスタムタイプを自動的にシリアライズもしくは逆シリアライズすることができます。

●XACT3:
トラックごとのフィルターを有効にする機能や、xWMA圧縮フォーマットへの対応をはじめとする機能が含まれるXACT3に対応しました。

(太田)

マイクロソフト、「XNA Game Studio 3.1」日本語版の提供を開始
マイクロソフトが運営するXbox.com内にある7月9日のニュースリリース

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