PS5、システムソフトウェアバージョン23.01-07.00.00配信開始

ソニーインタラクティブエンタテインメントより発売されている「プレイステーション5」のシステムソフトウェアバージョン23.01-07.00.00の配信が開始された。

《更新された主な機能》
■ PS5の1440p映像出力の機能が拡張されました。
1440pの解像度でVRR(可変リフレッシュレート)を利用できるようになりました。
対応するHDMI機器および出力方法が拡張されました。[設定] >[スクリーンとビデオ] >[映像出力]> [1440p出力をテスト]を選ぶと、お使いのHDMI機器が追加された出力方法に対応しているかどうかを確認できます。

■ 2台のPS5間でデータ転送が行えるようになりました。
PS5に保存されているすべてのデータを、別のPS5へ転送できます。元のPS5に保存されているデータが削除されたり、変更されたりすることなく、データを転送できます。

■ PS5でDiscordボイスチャットに参加できるようになりました。
PlayStation NetworkのアカウントとDiscordのアカウントをリンクすることで、モバイル機器やコンピューターのDiscordアプリからPS5のDiscordボイスチャットに移行して会話ができます。Discordのフレンドはあなたのオンラインステータスやプレイ中のゲームを確認できます。

■ 音声コマンドを使って、ゲームプレイのビデオクリップを保存できるようになりました。
現在、音声コマンド(プレビュー版)は英語のみで提供されており、米国およびイギリスのPlayStation Networkのアカウントの方のみが利用できます。
「Hey PlayStation, capture that!」と言うと、直近のゲームプレイ映像をビデオクリップに保存します。あらかじめ設定した長さのビデオクリップが保存されます。
ビデオクリップの長さを、15秒~60分の間で指定することもできます。5分のビデオクリップを保存するには、「Hey PlayStation, capture the last 5 minutes.」と話してください。
現在のプレイを新しいビデオクリップに録画するには、「Hey PlayStation, start recording」と話してください。録画を終了してビデオクリップに保存するには、「Hey PlayStation, stop recording」と話してください。

《更新されたその他の機能》
■ 画面読み上げで以下の機能追加と改善を行いました。
操作方法をより詳しく説明するように変更しました。現在画面上で選択している要素が、どの方向へフォーカスを移動できるかを読み上げます。また、複数の項目を選択できる要素の場合は、選択中の項目が何番目かを読み上げます。
画面読み上げをウェブブラウザーで使うときに、読み上げ中のセクションが囲まれて表示されるようになりました。
一部の単語を正しく読み上げるよう修正しました。

■ ゲームハブで以下の機能を追加しました。
すべてのゲームのゲームハブで、そのゲームの総プレイ時間が表示されるようになりました。
ゲームのストーリーに関するアクティビティーが用意されているゲームでは、ゲームの進行度が表示されるようになりました。

■ [このゲームをプレイしたフレンド] タイルが表示されるようになりました。
フレンドのうち、誰がそのゲームを購入したか、誰がオンラインなのかがわかります。このタイルを選ぶと、フレンドが何をしているのかを見たり、フレンドのプロフィールからさらに別のアクションを行うことができます。

■ トロフィータイルの表示場所が変更されました。また、トロフィーの獲得状況を簡単に確認できるようになりました。

■ マルチプレーヤー対戦カードがフルスクリーンで表示できるようになりました。[アクティビティーを開始]を選ぶと、その試合をすぐに開くことができます。このカードは目立つ場所に大きく表示されるため、面倒な手続きなく対戦を簡単に始められます。

■ クロスプレイ機能に以下の機能を追加しました。
クロスプレイ対応のゲームのゲームセッションカードに、他のプラットフォームでプレイしているメンバーが表示されるようになりました。

■ ゲームベースに以下の機能を追加しました。
フレンドのプロフィール画面から直接シェアスクリーンをリクエストしたり、自分の画面をシェアしたりできるようになりました。フレンドのプロフィール画面にあるシェアスクリーンのアイコンを選びます。
PlayStation Appからもフレンドにシェアスクリーンのリクエストが送れます。
ボイスチャットカードで、参加可能なゲームをプレイしているパーティーのメンバーに(参加可能)のアイコンが表示されるようになりました。プレーヤーを選んで、表示されるメニューの[ゲームに参加] を選ぶと、直接ゲームに参加できます。

■ PlayStation Appでアクティブなフレンドが、フレンドリストでもアクティブと表示されるようになりました。

■ ゲームライブラリーで以下の改善を行いました。
ゲームリストで、ゲームの既定の並び順を選べるようになりました。

■ ライブラリーのフィルターで、PS VRとPS VR2対応のゲームを簡単に探せるようになりました。

■ [ゲームプリセット]で以下の項目を設定できるようになりました。
オンラインマルチプレイヤーセッションを作成する時のプリセットが選べるようになりました。
[設定] >[セーブデータとゲーム/アプリ設定] >[ゲームプリセット] >[オンラインマルチプレーヤーセッション]を選ぶと、セッションに参加できるプレーヤー と他のプレイヤーをセッションに招待できるプレーヤーの設定を選べます。

■ ゲームのダウンロードまたはインストール時に、セーブデータを確認する方法を変更しました。
PS4ゲームをダウンロードまたはインストールする時で、本体ストレージにセーブデータがなく、クラウドストレージにセーブデータがある場合には、そのことが通知されるようになりました。
PS4のセーブデータが利用できるPS5ゲームをダウンロードまたはインストールする時で、本体ストレージにセーブデータがなく、クラウドストレージにセーブデータがある場合には、そのことが通知されるようになりました。
いずれの場合も、通知が表示されたらPSボタンを押して通知の詳細を表示して、[PS4セーブデータをダウンロード]を選べます。

■ メディアギャラリーで、作成したキャプチャーを手動で選択してPlayStation Appにアップロードできるようになりました。コンテンツ共有ポリシーは従来のまま変更されていません。

■ オンスクリーンキーボードで、以下の変更を行いました。
入力候補を選択する方法を変更しました。文字を入力して、キーボード上部に入力候補が表示されたときにR1ボタンを押すと、従来は1番目の候補が入力されていましたが、1番目の候補が選択され、入力されないようになりました。候補を選択し、×ボタンを押すと、選択した候補が入力されます。

■ 学習した入力候補が不要な場合には、オプションメニューからその候補を削除できるようになりました。

■ (日本語のみ)入力中に表示される入力候補が、半角文字と全角文字の両方で表示されるようになりました。

■ Unicode 15.0の絵文字を使えるようになりました。

■ ダウンロードしたデータの整合性チェックにかかる時間が大幅に短縮されました。このチェックは、コントロールセンターの[ダウンロード/アップロード]で、ダウンロードした項目が[コピー中…]と表示されている間に行われています。

■ インストール済みのゲームを起動できる条件が変更されました。
ログインしたユーザーで購入していないダウンロード版ゲームがインストール済みで、そのゲームのディスク版をお持ちの場合に、ディスクを挿入 することでインストール済みのダウンロード版をプレイできるようになりました。
同様に、ディスク版のゲームがインストール済みで、そのゲームのダウンロード版を購入している場合には、ディスクを挿入することなく、インストール済みのディスク版をプレイできるようになりました。

■ ヒント機能で、達成条件がリスト表示できるようになりました。対応しているゲームでは、達成条件を選んだ後に、さらに詳しい情報やビデオを見ることができます。

■ 認証済みアプリの確認と管理が[設定]でできるようになりました。
認証済みアプリとは、あなたがPlayStation Networkのアカウントへのリンクを許可したサードパーティーのアプリやサービスです。アプリまたはサービスを認証すると、あなたのPlayStation Networkのアカウント情報がそのアプリに共有されます。
認証済みアプリの確認と管理は、[設定] >[ユーザーとアカウント] >[認証済みアプリ]でできます。

■ DualSenseワイヤレスコントローラー、DualSense Edgeワイヤレスコントローラー、PlayStation VR2 Senseコントローラーのデバイスソフトウェアを更新しました。
動作の安定性を改善しました。
DualSenseワイヤレスコントローラーが、USBケーブルを接続せずにワイヤレスでデバイスソフトウェアをアップデートできるようになりました。
ワイヤレスでアップデートできない場合には、USBケーブルでPS5に接続してアップデートしてください。次回以降はワイヤレスでアップデートできるようになります。
DualSense Edgeワイヤレスコントローラー、PlayStation VR2 Senseコントローラーは、デバイスソフトウェアをアップデートしなくてもワイヤレスでアップデートできます。

■ 以下の問題を修正または改善しました。
ペアレンタルコントロールをオフにしてWebブラウザーを使用中、ペアレンタルコントロールによりコンテンツが使用できないと表示されることがある問題を修正しました。

■ 一部のIPS液晶モニターで、VRR(可変リフレッシュレート)をオンにした時に画面がちらつく問題に対して対策を行いました。問題が生じていたIPS液晶モニターで、問題が改善する場合があります。

(オフィシャルサイトより)

(下野)

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