【コラム】「Xboxにのせた期待 ~その落差と背景~」Part2
「懐疑派の参入理由」

Xboxに対して、業界内での評価ははっきり言って厳しい。XboxがPS2やGCとの競争に勝ち、ナンバーワンプラットフォームになれる、とは殆ど思われていない。そのような状態であったにも関わらず、MSは評価をさらに下げるような行為を行った。これによって、業界内の評価を更に悪化させたのは間違いないだろう。『元々日本は視野に入っていないようだ』(2001年8月28日 日経産業新聞)とソフトメーカーから酷評されるようでは、それも理解できる。

ただ、そのようにXboxの普及に懐疑的なメーカーであっても参入を決めている。これはなぜか。どうして懐疑派メーカーは、自身の評価が余り高くないXbox向けにソフトを供給することを決断したのであろうか。もし、Xboxは余り期待できないと考えたのであれば、そのまま参入を見送っても良かったのではないか。

Xboxの普及に懐疑的でありつつも、Xboxへ参入する理由は「一本でも多くソフトを売りたい」からである。現状のソフトメーカーは、ゲーム機の進化によって高騰する開発費をなんとか迅速に回収するために、同じソフトを他のゲーム機にも供給するやり方が多くなってきている。こうすることで、一つのゲーム機だけに供給するよりも、確実に売上増が見込めるからだ。懐疑派メーカーがXboxに参入した理由は、ここにある。要するに、売り上げの確保の為に複数のゲーム機にソフトを供給したかっただけなのだ。複数あるゲーム機の中で、たまたまその一つがXboxであった、というだけの話なのだ。だからこそ、売れ行きには懐疑的ではあるが、新しいゲーム機であるXboxに参入することを決めたのである。

この考え方が強いのがセガではないか。実は『元々日本は視野に入っていないようだ』(同)と発言したのは、セガなのだ。もし、Xboxに期待感があれば、このような発言はあっただろうか。

セガは早い時期からXbox参入を表明していたが、Xbox向けのソフトはXbox以外に供給しないわけではない。セガは、Xbox向けのソフトに「セガスポーツNFL2K2」「セガスポーツNBA2K2」などを供給する予定でいるが、この二本のソフトともPS2でも発売される事になっている。すべては「売り上げを増やす」ためである。

他の懐疑派メーカーも基本的にセガと同様の戦略を打ち出すものと考えられる。とにかく、彼らは「一本でも多くソフトを売りたい」だけなのだから。もしかしたら、懐疑派メーカーにとってXboxにソフトを供給することは、自社のソフトを少しでも売るために新しく出来た“ゲームショップ”にソフトを並べてもらう、という感覚と同じなのかもしれない。

(つづく)

(ライター:菅井)

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