■無断使用したらどうなるか、週刊ファミ通クロスレビューを例に

一時期問題となったのに、週刊ファミ通のクロスレビューの数字を無断で掲載し、当時のアスキーより警告文が届いたという話がありました。このとき、なんて(ファミ通側が)横柄な会社だ、といった意見もあったとかなかったとか。

普通に考えれば、これは無断転載であることは明らかで、悪いのは掲載した側にあります。

さて、警告文が届いたときに、どうすべきかという問題があります。必ずしも悪意を持って実行しているとは限りません。相手も、わざわざ裁判沙汰にしようとも思わないでしょう。

警告文にはたいてい2つのことが書かれています。まずは該当コンテンツを削除すること。次に、謝罪文の掲載を行うこと。これらは著作権者が所有する権利ですので、必ず従いましょう。

このような事態は、今後さらに増えると思われます。特にイラストの使用などや、二次創作物関連で活発になるのではと思われます。争っても負けると思いますので、相手の指示に従うことをオススメします。二次創作物に関しては、まったく関係の無い言いがかりの場合は争うこともよいでしょう。